田舎暮らしのデメリット【長野北部へ移住して10年暮らし感じたこと】

田舎暮らしのデメリット【長野北部へ移住して10年暮らし感じたこと】 暮らし

長野北部で暮らしてみて感じた「田舎暮らしのデメリット」です。

地方・田舎暮らしはメリットもたくさんありますが、ここではデメリットを上げます。

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雪が多い

田舎暮らしでも雪国、豪雪地帯での暮らしは大変です。

移住するときにお世話になった不動産屋さんに「雪が少ない方がいいよ!」とは言われていたのですが、豪雪地帯に住んだ経験は無く、どれほどのものなのか想像がつきませんでした。

なので、甘く考えていたら結構大変でしたよ…。

まれに雪が少なくラクな時もありますが、大雪の年は本当に大変です。除雪機のない我が家は体力勝負です。

若いうちはいいのですが、だんだん歳もとりますし体力も落ちます。1日に60センチ降ると気が萎えます。屋根の構造によっては雪が落下しないので、屋根の雪下ろしも必要。

窓ガラスが雪の圧力で割れないように板で囲う対策もしてあるのですが、あまりの大雪だと積もった雪の圧力で窓ガラスが割れる場合もありますし、屋根が壊れる場合だってあります。

大雪の日が続くと恐怖です。買い物にも行けませんし。…雪が降っているだけで外出したくなくなります。

雪国に移住の場合は、中古でもいいので除雪機はあったほうが気持ちもラクですし、体力的にもラクです。除雪機も豪雪地帯では安い除雪機では役に立たないことがありますので、よく吟味しましょう。地元の人に聞くのが1番です。

また家の建っている位置についてですが、玄関から公道までの距離が長いと、雪かきをする距離が長いので大変です。玄関から公道までの距離はほどほどの物件がよいと感じます。

 

雪国へ移住する前には、雪の多い冬の時期に一度体験移住しておくのが良いです。想像しているのと実際体験してみるのではだいぶ違います。若いうちは雪かきもスポーツ感覚でできますが、年々体力はなくなっていきます。除雪機はいずれ必要になります。

 

大手の光回線が使えない

私の住んでいる地域では大手各社の光回線を利用することができません。

これはとってもツライです。インターネットの速度が大変遅いです。私以外にも不便に感じている人がもちろんいます。

自治体アンケート結果にも光回線が来ていないのはおかしいという意見もありました。特に若い人ほどそう感じています。

聞いた話では、この地域(村)のケーブルテレビの利益を守るために大手の参入を阻止しているのだとか…。真相は定かではありませんが、田舎にはそういった不便さもあります。

今後どう変わっていくか、見守りたいです。

 

自治会費(区費)が高い

自治会費(ここでは区費と呼ばれます)は高いです。土木費や祭典費なども含まれます。一昨年までは年間約45,000円ほどでしたが、現在は年間で約75,000円ほど。公会堂(区民の集会所)の新築工事の負担金が増えました。

公会堂の新築工事は自治体から補助が出ているますが、差額は区民で負担します。世帯数の少ない田舎なので1世帯あたりの負担額が大きいのです。1世帯あたり15万円の負担。それを5年分割です。

5年たったら45,000円程に戻ると思います。

節約のために我が家は新聞の購読(月3,000円)を辞めたのですが、公会堂の新築により節約したお金を持っていかれています。

 

世帯数が少ない田舎ほど自治会費は高いです。

 

ガソリンが高い

ガソリン代は首都圏と比べると10円/ℓほど高いです。車での移動距離が長い田舎暮らしではガソリン代が高いのは大変なデメリットです。

旦那は車通勤です。交通費(ガソリン代)が毎月15,000円はかかりますが、会社からガソリン代の支給はありません。ガソリン代が高いので負担になります。

 

田舎暮らしでは車は必須です。公共交通機関のバスは大変不便で料金も高いです。電車も都会と比べると不便です。地方電鉄は特に料金も高い。

 

都市ガスがきていない

また、田舎は都市ガスがきていない場合が多いので、お風呂や台所の給湯にはボイラーが必要です。ボイラーには灯油が必要です。灯油代はガソリン代と比例して高いわけではありませんが、都市ガスより高くつきます。

台所のガスはプロパンガスです。プロパンガスは都市ガスと比べると高いです。

 

田舎であるほど契約できるプロパンガス会社は1つしかない場合が多く、安いプロパンガス会社を比較検討できることは少ないです。

 

選べる仕事が少ない

選べる仕事は都会よりも少ないです。地方はパートの時給も低めです。

近隣では介護職、キノコ屋さんや食品加工は比較的多いかもしれません。あとは、旅館やスキー場などの季節労働、除雪作業員などでしょうか。企業自体が少ないので仕事は少なめです。

おそらく、ここから長野市内まで通勤している人もいるでしょう。郊外から都内へ通勤するのとそう変わらないかもしれませんが、大雪の朝は出勤が大変です。

きっと若者は仕事を求めて都会へ行ってしまいますね…。

 

自治体のアンケート調査によると、この地域から将来は転出したいと考えている若者の多くは「職場や学校に通うのが不便」を理由に挙げています。

 

子供が少ない

子供が少ないので、中学校の部活動の種類が大変少ないです。地域の中学校にある部活動は体育系・文化系合わせて5つのみ。

・スキー部(雪国なので)
・軟式野球部
・男女バレー部
・卓球部
・音楽部(合唱)

バスケットボール、陸上、バドミントン、テニス、サッカー、吹奏楽、美術部…等ありそうだと思っていた部活が無いのです。子供の部活動の選択の幅が少ないですね。

 

子供の部活の選択肢が非常に少ないです。

 

学習に対して競争心がないかも…

田舎はのんびりしているとよく言われますが、親も子供の教育に対してそれほど競争心が無いように感じます。弟夫婦の子供は神奈川の公立小学校に通っていますが、クラスのほとんどの子供たちが何かしらの塾や習い頃をしているとのこと。

学習にも熱が入っていて、学校の授業で教わる前に塾などで学習内容をマスターしているとか。「学校には学習というより社会勉強で行く」という感じだそうです。私は正直おどろきました。

私の住んでいる「田舎」では、学習塾に入っている子供はほとんどいないのです。学習に対する競争心はほぼないと言ってもよいのではないでしょうか。そのように感じます。

長野市内の方だと塾や習い事に通っている子供も結構いるとママ友から聞きました。私自身がそれほど教育熱心ではないので、デメリットには感じていませんが「デメリット」だと、とらえる方もいるでしょう。

 

学習に対する競争心は低いかもしれません

 

高校の通学は親の送迎が必要な可能性が大きい

もちろん小学校・中学校は地域に1校あります。有難いことに高校も1つあります。

しかし少し離れた高校を選んだ場合は、公共交通が大変不便なので親の送迎が必要になる可能性が高いです。

 

高校への通学は高確率で親の車での送迎が必要。夏場は自転車でも冬場は大雪なので自転車は不可。

 

子供の進学にお金がかかりそう

子供の大学への進学。都会よりもお金がかかりそうです。

田舎から通える大学はないと思った方がよさそうです。学費の他にも下宿費用が必要。我が家には男子3人おりますので、皆が進学したいと言ったら、今の生活費の中から子供の学費・下宿代を捻出できるのか不安です。

進学だけが人生のすべてではないのですが、子供が「進学したい」と希望するなら、できればさせてあげたいと考えています。

 

都会のように大学が近くにないので、学費の他に下宿代が必要になる可能性があります。

 

消防団や祭典団など男性の負担が多め

若い人が移住してくると、間違いなく入団のお声がかかります。ほぼ強制的に入団が決まります。

私の住む地域では6月末に消防技術を競う大会(放水やラッパ演奏)があります。それに向けて練習が1ヶ月間もあります。まるで学生の部活動のようです。仕事の帰宅後や仕事前の早朝に練習します。本業の仕事があるのに大変です。消防団は式典への参加、防火水槽の掃除、年末夜警など通年活動があります。

消防団は会計、副部長、部長、分団長…などたくさん役職も、役職仕事も多く大変です。

もう一つは祭典団。特に地方には地元の「お祭り」があります。それに向けての準備や練習。これもひと手間ですね。

本当なら祭典団は「若者」が望まれるのですが、「若者」がほとんどいません。なので歳をとってもなかなか退団もできません。田舎での男性の集まりは「お酒を飲むこと」が多いので、酒の席が苦手な方(男性)には少しつらいかもしれません。

 

自治体のアンケート結果によると「消防や祭典などに参加したくない」という理由で定住を拒む若者も増えてきています。

 

ヘビ・虫が苦手な人は自然豊富がデメリットになることも

田舎暮らしは自然が豊かでメリットでもあるのですが「ヘビ・虫」もたくさんいます。

ヘビがよく出ます。ヘビはネズミなどを捕食するので有益なのですが、突然中に出くわすと本当に驚きます。マムシ以外のヘビは大抵自分から逃げて行くので無理に刺激しないようにしましょう。

そして特に古い物件ですと、不快害虫が室内にもたくさん現れます。虫が苦手な人はしんどい思いをするかもしれません。

我が家では毎年夏場、室内にヤスデやゲジゲジが頻繁に出没します。ものすごい大きなムカデも現れます。ほぼ毎年1度は必ず顔を出します。こんなに大きなムカデはここへ来てから初めて見ました。足の動きが絶妙で不快害虫と言われる理由が分かります。

退治するのは恐怖ですが、私一人でも退治できるようになりました。スズメバチ用のスプレーを使うと比較的簡単に退治できます。

ちなみにムカデに噛まれるとガラスが刺さったような痛みを感じます。とても痛いです…。しかも去年の夏はスズメバチの巣が2つも作られていて、大変でした。

水のきれいなところにいると言われているブヨ。我が家の庭にもたくさん生息しています。朝晩の涼しい時に刺されるんです。刺されるとパンパンに腫れますので、特に皮膚の弱い子供は注意が必要です。うちの子供も毎年刺されています。腫れとか痒みがひどくて可愛そうなのです。

蜘蛛もあちらこちらに巣をはります。蚊などを捕食してくれるのでこちらも益虫ですが、たくさんいると見た目に不快です。夏場は私も蜘蛛の巣によく引っ掛かります。「こんなところに?!」というような場所にも巣をはりますので。

なぜだかゴキブリは少ないです。ほとんど見かけません。今年は1度も見ませんでした。見かけたとしてもサイズはとても小さいです。

 

不快害虫だけでなく、虫や生き物はたくさんいます。虫や生き物とうまく付き合いましょう。

 

まとめ

田舎暮らしの簡単なデメリットを紹介しました。

・雪が多い
・大手の光回線が使えない
・自治会費が高い
・ガソリン代が高い
・都市ガスがきていない
・仕事の選択肢が少ない
・子供が少ない
・学習に対して競争心がない
・高校の通学に親の送迎が必要
・大学進学にお金がかかりそう
・祭典団、消防団の入団
・虫やヘビが多い

田舎だからといって生活費がそれほど安いわけではありません。「生活費が都会より安くすむ」と思って移住するとそうとも言えない部分があります。

また祭典団・消防団などの活動、地区の役職(区長、隣組長など)、自治体の運動会、スポーツ大会、行事など地方ならではの活動参加の負担もあります。

もちろんメリットもたくさんありますので、もし移住されたい場合は田舎暮らしをメリットデメリット両方を多方面から見てみるのがよいでしょう。

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