農業をするには農業法人へ転職するのもあり!ほぼ30代で転職しました。

農業をするには農業法人へ転職するのもあり!ほぼ30代で転職しました。 暮らし

農業をするには、最初から「農家として独立する」のはハードルがちょっと高いので「農業法人」で働く方法もありますよ。

私は、ほぼ30代(29歳10か月)で農業法人に転職した女性です。

東京で働く普通の会社員(事務職)から、長野の農業法人に転職しました。

私は、農家になりたい(農家として独立したい)気持ちもありましたが、勇気が無かったので農業法人へ転職することを選択しました。

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農業をするには農業法人へ転職という方法もある。

最初から農家として独立するのは技術的にも、資金的にも困難な場合があります。

農業法人なら働きながら(お金をもらいながら)農業を学ぶこともできます。その後農家として独立するという方法がありますよ。

私が農業体験に行ったところや、転職した農業法人でも、数年働いてその後独立した方々がいます。

農業法人に転職するためにしたこと

①農業人フェア(就農相談会)に参加した

②農業法人へ体験に行った

農業人フェア(就農相談会)に行ってみた!服装はスーツでなくてもOK。

私の場合、農業人フェアへの参加が、農業転職活動の第一歩でした。

農業人フェアに参加した年の秋に農業法人へ転職して移住しました。

 

参加したのはもう10年以上前になりますが、池袋のサンシャインで開催された農業人フェア行ってみました。

現在も各地で定期的に開催されています。参加費用は一切かかりません。

(参考:全国新規就農相談センターのホームページ)

 

スーツの人もいましたが、私は私服。履歴書も必要なしです。

会場には長野県の農政部農村振興課(だったかな?)の方もいて、名刺を頂きました。

私は長野でりんご栽培をしたかったので、長野でりんごをやっている農業法人のブースを探しましたが、残念ながらありませんでした。

せっかく来たのだからお話だけでも聞こう!そう思い長野県佐久市の小松園芸さんのブースでお話を聞くことに。

小松園芸さんは露地野菜を栽培されています。

当時何を話したのか?…お話の内容はちょっと覚えていませんが(すみません)…、とにかく社長の奥様(専務)がとっても気さく!

話がしやすかったのは、はっきり覚えています。

とても素敵な明るい奥様です。

とんとんとお話が進み、5月の連休を使って農業体験させてもらえることになりました!

農業法人へ農業体験に行ってみた!「レタス農家」と「りんご農家」

農業経験が無い方は、農業体験に行ってみると良いかも知れません。

「想像より楽しくて更に農業へ転職したくなった!」

または、

「想像よりハードだった!」

という場合もありますしね。

レタス農家(小松園芸様)へ行ってみた

5月の連休、北陸新幹線で佐久平駅下車。奥様(専務)が迎えに来てくださいました。

※小松園芸様のホームページより求人もあります。

(参考:有限会社小松園芸)

農業法人での体験作業内容

・大きなハウスの中でレタス(キャベツだったかな?)の種まき、苗の水やり

・畑の除草(草かき)、苗の植え付け

・長芋栽培の為の支柱準備

草かきや苗の植え付けは腰が痛い!畑が広くて、正直「こんなあるのーー!」って思いました(笑)

あと、長芋の支柱ってすっごく重いんですよ!でも、そこにお勤めしていた女性達は軽々運んでいたように思います。

農業を始めて体験した私には、結構なハードワーク。

でも、私が体験した農作業は序の口の序の口!収穫時はもっとハードだと思います。

レタスやキャベツの収穫は朝4時くらいからで、ハードなのは有名な話(?)。

りんご畑の仕事の方がいいかも…なんて考えてしまいました。

 

こんなに体を使うハードワークなので痩せるのでは?と思ったらそうでもないらしい…。

かえってお腹が空いて、たくさん食べるので逆に太ってしまうみたい。

 

当時、小松園芸さんで働いている方は18歳の女性2名、若い男性1名。

あと中国から実習生(若い男性)が2名ほど働きに来ていました。とにかく仕事が早いんです!専務も感心していました。

その他

地元の新規就農者さんや農家さんの集まりがあり、参加させてもらいました。

BBQのような雰囲気。お肉屋や野菜を食べながらお話を聞きました。

集まりに参加されていた方々は↓

・小松園芸で働いている方(男女)

・連休の3日間だけ東京から農業をしに来た女性

・失業保険をもらいながら全国の農家のお手伝いを満喫している男性

・良い会社にお勤めしていたが農業に転職した男性

・東北からご両親と移住して野菜を栽培している男性

などなど。

子供たちもいて、ワイワイとにぎわっていました。

東京から農業をしにやってきた女性は、小松園芸を退職した方でした。連休を使ってお手伝いにやってきたとのことです。(私と一緒に働きました)

辞めてからも遊びに来るなんて、小松園芸さんに愛着があったんですね。きっと。

私は2日間ほどしかお世話になりませんでしたが、奥様の人柄でそれが分かります。

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小松園芸さんで食べたレタスの美味しさが忘れられません。

…でも、私はやっぱりリンゴ栽培がしたかったので、リンゴの農業法人への転職を目指しました。

りんご農家(安曇野ファミリー農産様)へ行ってみた

インターネットで長野のリンゴ栽培をしている農業法人さんを探して、メールでお問合せしました。

8月に農業体験させてもらうことができました。

※安曇野ファミリー農産様のホームページより求人もあります。

(参考:安曇野ファミリー農産ホームページ)

農業法人での体験作業内容

・りんごの葉摘み

・夏りんごの収穫

・JAによる品質管理説明会(のようなもの)に参加

・近くの道の駅にリンゴを出荷

・農作業ミーティング

真夏の作業は何をしても暑かったです。

りんごの葉摘みとはりんごにしっかり色を付けるために、日光を遮っている果実の周りの葉を摘み取る作業です。

品質管理説明会(のようなもの)は、地元の農家さんも参加。屋外で行われました。「このくらいに色が付いたリンゴを収穫してくださいね!」っとJA職員が指導してくれます。

あとは、社員の女性と一緒に道の駅へリンゴを出荷しに行きました。

道の駅の裏側から入って、機械で値札ラベルを印字して袋に貼り並べる。いつもは「買う側」だったので「売る側」の作業はなんだか新鮮でした。

また、社員のみなさんで農作業のミーティングだったか、リンゴの勉強会だったかをしました。(…10年以上前のことで、記憶が定かではありません。すみません。)

その他

安曇野ファミリー農産様は「株式会社」や「有限会社」ではありません。

なので普通の会社と比べると社会保険やお給料の面での待遇は少し劣るかも知れませんが、安曇野ファミリー農産様から独立してりんご農家になっている方がたくさんいます。

独立するのを前提として働いている方が多かったです。

基本的に冬はお仕事がお休みになるようです。

(※私が訪問した2008年当時の状況なので、現在は変更があるかもしれません。)

 

私が訪問したとき、社員同士で結婚し、りんご農家として独立準備をしているご夫婦がいました。

素敵ですね!お二人とも関東ご出身だったと思います。

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安曇野ファミリー農産では、夜、奥様に安曇野花火大会に連れて行ってもらったり、地元の温泉施設(安曇野みさとファインビュー室山)に連れて行ってもらったり…と本当によくしていただきました。

 

夏は比較的リンゴの作業が忙しくないので、5時くらいで仕事が終了。その後、社員のみなさんは自分の野菜畑の世話などをしていました。

社員の方々は借家家に住んでいて、自給自足みたいな生活している方も。

入社したばかりの方は安曇野ファミリー農産の離れに住んでいて、私はその女性と一緒のお部屋に宿泊させてもらいました。

安曇野は雪が降らない分、冬はすっごく寒いそうです。

また、安曇野ファミリー農産はWWOOFの会員で外国からのお客さんがやってきます。その時にここに泊まってもらってもらうとのことでした。

(参考:WWOOFジャパン「WWOOF「ウーフ」とは? 」)

インドの方が来たときは、本当に毎日カレーだった!とか楽しい会話で盛り上がったのを覚えています。(懐かしいです)

この女性は、しばらくして北海道から研修に来た男性と結婚して、北海道でりんご栽培しているようです。大好きなりんご栽培ができて良かったです^^

びっくりしたのは、安曇野ファミリー農産で働く方々は英語が話せる人が多い事。国際的です。

社長(園主)の携帯に時々電話がかかってきてたのですが、流暢な英語で話していました。

私、英語はまるっきしなので…。すごいなぁ!と感じました。

 

私が帰宅する時、皆さんからカボチャをたくさんもらいました。「かぼちゃが大好き!」と話したからです。皆優しい…

スーツケースいっぱいにカボチャを詰めて帰りました。手が抜けそうなくらい重かったです(笑)

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安曇野ファミリー農産様はリンゴの農業法人でしたが、私はここに就職せず、自分がどうしても「ここに住みたい!」と思っていた北信地方での転職を目指しました。

長野北部(北信地方)の農業法人へ転職を決める

結果的には希望が叶って、北信地方にあるりんごの農業法人へ転職することができました。

 

私がどうしても北信地方の農業法人へ転職したい理由がありました。

母の実家が北信地方のりんご農家で、その畑を継ぎたい(手伝いたい)という気持ちがあったからです。

なので、その近くで働きたかったんです。

 

北信農業改良普及センター(現在:北信農業農村支援センター)に、就職先がないかメールで問い合わせてみました。

※現在は下記のサイトから「お問合せフォーム」があります↓

(参考:北信農業農村支援センター)

超親身に対応してくれた!

当時の北信農業改良普及センターの所長さんと技術普及係の方に本当にお世話になりました。

北信地方の農業法人さんへのアポをとって一緒にお話しを聞きにいく段取りまでしてくださいました。

署長さんには「先日、奥さん(副社長)に受け入れOKを頂いてます」とのメールをいただきました。これにはびっくり。

その農業法人の副社長さんに会ったとき、私の事を話してくれてたようでした。

農業をしたい希望のある1人(私)の為にここまで親身になってくれるのか…

転職する決意が固まる

とんとんとお話がすすみ、9月の休みを使って北信地方の農業法人へお話を聞きに行くことが決まり、社長さんとお話しすることができました。

そして11月1日から研修を受けることになりました。

 

私がやりたいリンゴ栽培、しかも移住したい北信地方。

しかも、その農業法人さんは労働条件や待遇面でも、私が想像していたより良かったです。

 

お話を聞きに行ってから、転職するまであっという間です。

9月半ば、その時務めていた東京の会社に10月30日で退職したい希望を伝え、30日まで働き、31日に引っ越し。11月1日から研修参加というスピード転職でした。

円満退職し農業法人へ転職できました。

農業法人って何歳くらいの人が多い?30代はもう若くない?!

私が農業体験や転職してみて思った事は、

若い方が多い!特に20代!10代もいる!

ということです。

29歳の時に農業体験に行き、30歳になる約2か月前に転職できました…一応29歳でした。だけど、どこに行っても29歳は「年上」な感じでした。

30代だとすでに勤めから数年経過している人が多かったです。

でも、まだまだ30代。自分も気持ちが若かったので、20代前半の皆さんともと円滑に働くことができました。

農業法人って男性ばっかり?女性はいるの?

私が農業体験に行ったところは、男女半々くらいでした。

転職した北信地方の法人は男性が多かったですが、女性もパワフルに活躍中でした!

農業法人の仕事ってきつい?

はっきり言って、キャベツ・レタスはきつかったです。

農業体験に行った時は、体力的に慣れていない部分があったのかもしれませんが、リンゴ栽培より野菜栽培の方がきついのでは?っと思ってしまいました。

りんご栽培も夏の暑い中、草かり・草かき・支柱建てなど大変な作業はたくさんありますが、私にとっては、キャベツやレタスよりはよかったです。

秋の収穫~荷造りはリンゴが重くて腰を痛める場合があります。リンゴジュースも扱っているのでそれがかなり重く、腰痛に悩まされました。

寒い冬も剪定作業(りんごの枝を切って整頓する)もあります。

農業法人へ転職してから農家として独立できる?

できます。

小松園芸様で連絡先を交換した当時18歳の女性から、「独立しました」と連絡をもらいました。私が体験農業に行った約10年後です。

安曇野ファミリー農産様から独立して農家になった人もたくさんいます。

また、私が転職した農業法人でも、4年ほど勤めてからリンゴ農家として独立している人もいます。

 

独立するかどうかは、「本人が農家として独立したいかどうか?」による部分が大きいような気もします。

農業法人で働いているからと言って、みんながみんな農家として独立目指しているわけでは無いです。15年以上農業法人でしっかり働いている人もいますし!

農業法人で会社員として農業をするのも良いと思います。社会保険もしっかりあって、毎月給料がもらえ、賞与ももらえる農業法人は「農業」でも生活が安定的です。

 

農家として独立するのは経営者になることなので、マメ、研究勉強熱心、データ管理できる人でないと難しいのかなぁっと思います。

天候次第では不作になったりする可能性もあるので脅威ですよね…。

私は「農家になりたい」「独立したい」気持ちはあります。

だけど、「農家のいい部分だけしか見えていないのかも…」と考えると、自信が無く、農家として独立するための行動を起こせないのが今現在の状況です。

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