私が毎年やっている「じゃがいもを置き肥で植え付ける方法」をご紹介します。
「置き肥植え付け法」は簡単で手間もかかりませんが、じゃがいもは毎年豊作です。
写真付きで解説しますのでぜひご参考にしてください(*^-^*)
じゃがいもを置き肥で植え付ける方法
①畑を耕して10~15センチくらいの溝を掘る
畑を耕す
私はミニ耕運機(6馬力くらい)を使って耕しています。
耕運する時に、石灰(苦土石灰)や肥料は一切混ぜ込みません。
一般的に、石灰を撒いて土を中和させることが多いですが、じゃがいもの場合は石灰を撒きすぎると「そうか病」にかかるようです。
私の場合、じゃがいもに「そうか病」が見られたので、ここ数年は石灰を撒いていません。
本には「石灰を施す」と書いてあるので、気になったら少量撒くのがいいと思います。
耕した後、鍬(くわ)などで深さ10~15cmほどの溝を掘ります
溝と溝の間隔は70cmくらいあった方が良いです。
私の場合、溝と溝の間隔は1メートルほどとっています↓
じゃがいもが大きくなった時、溝と溝の間隔が広い方が土寄せしやすいです。狭いと土寄せしにくいです。(過去苦労しました)
②じゃがいもの切り口を下にして溝に置く
じゃがいもの種芋を切った場合は、切り口を下にして30cm間隔で置いていきます。だいたい足一つ分の間隔です。
種芋の切り口にカビが生えてしまうことがありますが、気にせず植え付けています。
③種芋と種芋の間に一握りのたい肥と化成肥料を置く
種芋をすべて置き終わったら、種芋と種芋の間に
- たい肥
- 化成肥料
の順番で置いていきます。
私の場合は、牛糞たい肥と化成肥料14-14-14(窒素・リン酸・カリの割合)を使っています。化成肥料は8-8-8でもいいです。
「一握りの堆肥」とはこのくらいです↓
じゃがいもに触れないように置いていきます。
次に、化成肥料もパラパラと適量。何gか量ったことがないですが、このくらい置いています↓
コツは「種芋に触れないように置く」これです。
種芋に直接触れてしまうと、種芋が腐ってうまく育たないことがあります。
たい肥と化成肥料を置いた状態が以下になります↓
土をかぶせる前に溝の両端に棒を立てておくと、土をかぶせたときに種芋を植えた位置が分かって良いですよ。
④土をかぶせる
鍬(くわ)や三角ホーで溝のわきの土をかぶせていきます。埋め戻す感じ。
これでじゃがいもの置き肥植え付けは完了です↓この後水やりはいっさいしません。雨が降らなくて心配になっても、じゃがいもの水やりはしたことがありません…。
数日後発芽、芽かき、追肥2回、土寄せと作業が続きます。
「芽かき」しなかった年でも大きなじゃがいもが豊作でした。追肥を1回しかできなかった年も大きなじゃがいもがゴロゴロでき豊作でした。
ズボラでも、じゃがいもは育ちます!↓
【参考】私が使っている家庭菜園道具
①ミニ耕運機
イセキのMyペット新品を10年ほど前に20万円くらいで購入しました。近所のJA販売店で購入。新品を購入しましたが、中古も売っています。
5年目に一度メンテナンスに出し、4万円ほどかかりました…。
使用頻度はそれほど多くはないので、メンテナンスはあまり必要ないのかも…。
オイル交換は自分で1回しかしたことが無いです。
かなり手荒に使っていますが故障はしていません。ちょっと広めの家庭菜園にはミニ耕運機がとても重宝です。
ただ、6馬力だと少し大きいので小回りが利きません。
畝と畝の間を耕運して除草したい時は、もっと小さなミニミニ耕運機(↓)がいいのかなぁっと思います。
写真引用元:ホンダ ミニ耕運機「プチな」
近所のおじさんがこれ(↑)と似た耕運機で、ちょくちょく畑を耕し除草していました。大きい耕運機よりも安いし便利かもしれません。
②三角ホー
三角ホーが1本あるととても便利。私は鍬(くわ)よりこちらを愛用しています。
鍬(くわ)より柄が長いので、背の高い人も腰をあまりかがめずに作業できます。
耕す・草かき・土よせ、何でもできるスグレモノです。
私は木の柄を使っていますが、アルミ製の方が軽いので便利かも。
③ニトリル手袋!家庭菜園やガーデニング作業手袋はこれが便利!
ニトリルの薄手ビニール手袋が超便利です。
薄いので指先の自由が利き細かい作業しやすい!防水だし、土で手が汚れないしで万能。
だいたい100枚1,000円くらいです。使い捨てですが、私は破けるまで使ってます。
今ではこれ無しでは家庭菜園できません。おすすめです。
普通のホームセンターで売っています。(ワークマンやコメリにも売っています)