大根は肥料いらない？秋まき大根を元肥無し2本立て！追肥1回で育ててみた

大根は肥料がいらないのでしょうか？

「大根は前作でたい肥を使っていたら、種をまく時は肥料いらない」

…みたいなことが、私が参考にしている野菜の育て方の本に書いてあったので、大根を作るときは元肥を入れていません。

私がやってみた「2本立ての秋まき大根の栽培方法」を写真でご紹介します。

※「2本立て」は、同じところに大根を2本育てることです

結果、良い大根がたくさんできました。成功です。

 

参考：タキイ種苗大根種「耐病総太り」楽天一覧

 

秋まき大根の種まき時期

私が住んでいる所は長野県北部「寒冷地」です。

種袋の裏面には「まきどき7月上旬～8月中旬」と書いてありますが、私は8月下旬(8月30日)に種まきしました。

 

秋まき大根の畑づくりは「元肥無し」で。大根は肥料いらない？！

トウモロコシ栽培をした跡地に、大根の種をまきました。「元肥無し」で畑づくりをしました。

「植え付けの2週間前までに畑づくりをする」っと書いてあるものが多いですが、「肥料無し」なので、植え付け(種まき)の直前に畑づくりをしました。

 

まず、トウモロコシを抜きます。

↓

 

 

畑をよーく耕します。小石を取り除いたり、土の塊をほぐしました。

 

耕している途中に出てきた害虫さん達は、適切に処理させていただきました。

こういった害虫は、芽の根っこを食べてしまうし、大根を食べてしまうので、ちゃんと処理してあげましょう^^;

 

 

よーーーく耕したら、大根の種をまきます。

 

大根の種まき「間隔は足一つ分」

大根の種まきの間隔は「20～30cm」です。

私はいつも足一つ分の間隔で種まきしています。

 

1か所に4粒ほど種をまきました。

 

薄く土をかぶせます。1～1.5cmくらい。

土をかぶせた後、手で軽く押さえます。種と土を良く密着させる感じです^^

 

その後、たっぷり水やりしました。

9月になろうというのに、連日の暑さ続き…、毎日水やりです。

 

8月30日に種まきして、9月2日に発芽しました。

発芽後も、日照りで暑さ続きでだったので、しばらくは毎日水やりしました。

 

大根の「間引き」と「追肥」

…なのですが、今回の間引き、追肥、土寄せは1回だけです。

 

私は大根の葉っぱがだいぶ茂って、大根が親指くらいの太さになった時に2本に間引きました。

難点は、葉っぱがだいぶ茂っていたので、残す大根の葉と絡まって間引きしにくかった事です…。

 

比較の為、1本立て大根も2か所だけ作りました。

結果どうなったかというと…

 

秋まき大根「2本立て」「1本立て」を比較！

8月30日に種まきした「秋まき大根」です。

11月22日にどうなったかというと…

 

まずは「1本立て」の大根。

「元肥無し」「間引き」「追肥」「土寄せ」は1回のみですが、立派に育ちました。

 

そして「2本立て」の大根。

「2本立て大根」も負けず劣らず！太く育っています。

 

抜いてみると…

どっちも変わらない？！

 

2本立ての方は、1本だけ小さめですが、それでも30cmくらいです。

 

太い方で直径は8～9cmくらいあります。

 

 

1本立ての方がまっすぐな大根ですが、長さも太さも、それほど変わりませんでした。

 

小さいほうの大根を切ってみました。「ス」は入っていませんでした。

 

煮物にして美味しく食べました^^

 

秋まき大根「元肥無し」「2本立て」「間引き・追肥・土寄せ各1回」でも良く育つ

大根は前作でたい肥を使っていたら肥料がいらないので、畑づくりの時に元肥は入れていません。追肥は１回だけしました。

元肥無し、間引き・追肥・土寄せが1度だけなので、手間なしでした。

 

今回試した「秋まき大根の栽培方法」は…

「種をまいた時期」と「収穫時期」は…

 

大根2本立て栽培の良いところは、「畑の面積が狭くても収量が増やせる」ところです。

今回、20か所に種をまきました。

 

1本立てなら20本ですが、すべて2本立てにすれば40本。(実際は2か所だけ「1本立て」にしたので38本できました。)

しかも、とても長くて太い立派な大根！