ブルーベーリーの冬囲いのやり方をご紹介します。
雪国でブルーベリーを育てる場合は、冬囲いで雪対策をばっちりしてください^^
私が住んでいるのは雪国なので、冬は1~2m近い雪が積もります。ブルーベリーが雪の重みで折れないように冬囲いします。
ブルーベリーの冬囲いのやり方
ブルーベーリーの冬囲いで用意するもの
【用意するもの】
- 木材(1.5~2mくらい)数本:ブルーベリーの本数によって
- 紐(わら縄orマイカ線)
- ブルーシート(透明なのもあります)
ブルーベーリーの冬囲いに使う木材は数年前に、近所の材木屋さんで買いました。
冬囲いに使う紐はホームセンターで購入し、何年か再利用しています。切った紐はカゴに入れてあります。
我が家には、切った「マイカ線」と「わら縄」しかないので…
参考までに「マイカ線」と「わら縄」の元はこんなものです↓
マイカ線 500m(画像出典元:楽天市場)
マイカ線は、ビニールハウスのビニールが風でバタバタしないよう抑えるために使うそうですが、とっても丈夫で劣化しにくい紐です。
私は何年も繰り返し使っています。何度も再利用でき経済的です。
わら縄(画像出典元:楽天市場)
わら縄は滑りにくく、結んだところが取れにくいのがメリットですが、一度使うと痛むので、あんまり再利用できません。…私は切れるまで再利用してますが^^;
ブルーシートもホームセンターでやや大きめの物を購入しました。
ブルーベリーが小さいうちはあまり大きいものだとかえって邪魔になりますが、年々大きく成長するので、もしかしたら大きめのブルーシートを用意してもいいかも…。
木材に結び付けるため、穴にマイカ線を通してあります。
ブルベリーの冬囲いの手順
木材3本の上部を紐で縛ります
三角錐みたいに3点でバランスよく立つように、上の方を紐で縛り、ブルーベリーの上に立てます。
まずは、3本の木材を軽く結んでまとめ、ブルーベリーの上に立てバランスを取ってから、がっちり結びます。
結び方は自己流です。
下をくぐらせたりしながら、結びます。
最初の3本だけバランスをとってがっちり結んであれば、あとは木材を立てかけていくだけなので簡単です。
木材を立てかけます
3本でバランスを取って立てた木材の間に、他の木材を立てかけます。
立てかけるだけでOKです。
この上からブルーシートをかぶせますが、
あんまり木材と木材のスキマが大きいと、雪が積もった時に、雪の重みでブルーシートが凹む(つぶれる)ので、適度に隙間をうめていきます。
シートをかぶせます
まずは、立てた材木の上にブルーシートの端っこを結びつけます。
最初に立てた3本の木材のどれかに結び付けると、動きずらく結びやすいです。
木材の上に結んだら、ブルーシートを伸ばしぐるぐる巻きつけていきます。
巻きつけたら、上の部分から雪がなるべく入らないように、絞るように結びます。
ブルーシートが飛ばないように木材の下部分にも結び付けます。
ブルーシートがバタバタしないように、全体に長い紐(縄)をまわし押さえます。
これで完成です。
ちょっと手間がかかりますが、大雪が降ってもブルーベーリーは絶対に折れません。
この冬囲いがすっぽり埋まるほど雪が積もりますが、この冬囲いをしてから折れたことはありません。
ブルーベリーの雪対策(簡単バージョン)
紐でぐるぐる巻きにする
ブルーベーリーに雪が積もっても枝が折れないように、広がった枝を紐でぐるぐる巻きにしてコンパクトにする方法もあります。
↓
ブルーベリーのそばに立てた支柱に紐で、くくりつける方法です。
この後、肥料袋を上からかけて紐で縛ると、雪が上部に積もらないので、更に枝が折れにくくなります。
私が住んでいる所より雪深い、山の上の方でブルーベーリーを栽培している畑があります。
そこのブルーベリーは、紐でぐるぐる巻きにしてあるだけです。肥料袋もかぶっていません。
折れないのかなぁ~っと心配になりますが、毎年元気に育っています。
うまくやれば、紐でぐるぐる巻きにするだけでも大丈夫なようです。
…なのですが、私が昔、この方法でブルーベーリーの雪対策をした時に、枝がかなり折れてしまいました。
それで、次の年からブルーシートを使う「冬囲い」をするようになりました。
ブルーベリーの枝は雪で折れやすいので、雪国で育てる場合は、雪対策(冬囲い)はしっかりしてあげてください^^