初夏(6月30日土曜日)、志賀高原・横手山まで子供達とドライブした記録です。
「横手山の夏山リフト」に乗ってきました。
旅のご参考にしていただければ嬉しいです。
(※2018年6月の記録を2020年9月に編集更新しました。)
長野県の避暑地、志賀高原や横手山は真夏でも20℃台の気温で快適です。
志賀高原・横手山へドライブ小旅行!夏山リフトへ乗りにGO!
6月30日。昼間は気温30℃ほど。暑い日でした。
【今回行ったところ】
- 志賀高原歴史記念博物館庭園(クラフトフェア)
- 丸池スキー場のニッコウキスゲ
- 木戸池
- 平床大噴泉
- 横手山ドライブイン(スカイ喫茶のぞき)
- 渋峠(夏山リフトに乗る)
- 横手山山頂
標高2,307メートルの横手山を目指し、午後からドライブに出発。
土曜日でしたが夏休み前なので混雑はありませんでした。
「中野市、山ノ内町⇒志賀高原⇒横手山」へ行くルートです。
オリンピック道路志賀ルートを走ります。長野オリンピックの時に作られたとても広く走りやすい道路です。
広くて快適な道を走り、どんどん標高を上げていきます。
丸池ホテル駐車場
山ノ内方面から15~20分ほどで、丸池ホテルの駐車場へ到着。
駐車場は大変広く混雑は無でした。
(参考:丸池ホテル公式サイト)
6月30日、丸池ホテル駐車場での気温24度。下界との気温差は-6℃ほど。
だいぶ涼しく感じました。すでに快適!
駐車場からは丸池を見ることができます。
駐車場で休憩し、車内で持参のおにぎりとお菓子で腹ごしらえ。
丸池ホテル駐車場から歩いてすぐの「志賀高原歴史記念館の庭園」では「クラフトフェア」が開催されていたので、立ち寄ってみることにしました。
志賀高原クラフトフェアに立ち寄る(志賀高原歴史記念館)
クラフトフェアの会場入り口付近には飲食ブースもあり。
クラフトフェアには陶芸、手芸、木工、ガラス工芸、金属工芸など様々なジャンルの作家さんたちが出店していて、見ているだけでも楽しかったです。
…ですが、子供達(当時3,5,8歳の男子)は、あんまり興味がありませんでした^^;
子供達は工芸作品には興味がありませんでしたが、長野県のゆるキャラ「アルクマ」のフワフワ(エアー遊具)は楽しんでいました。
来場している子供の人数が少なかったのか?待ち時間は無し。時間制限もなくゆっくり楽しむことができて、子供たち大満足でした~。
志賀高原歴史記念館の庭園内には、水の冷たい小川もあり、裸足になって遊べました。
志賀高原「歴史記念館」について
志賀高原「歴史記念館」は、昭和初期にドイツ人の指導の下建てられたホテル。
(参考:志賀高原歴史記念館について(志賀高原ホテルタキモト公式サイト))
当時のままの姿で残っています。
記念館は無料で見学でき、内部にはステンドグラスや暖炉などクラシックレトロな雰囲気が漂っていて雰囲気良しです。
花壇には高山植物のコマクサが、かわいらしい花を咲かせていました。
丸池スキー場では「ニッコウキスゲ」が見頃でした
クラフトフェアを見学後、丸池駐車場を出発。
すぐ右手側に丸池スキー場があります。
2018年6月30日は丸池スキー場のニッコウキスゲがちょうど見頃を迎えていました。
木戸池
「丸池スキー場」を後にし、「蓮池」を通り過ぎ、奥志賀高原との分かれ道を横手山(草津)方面へ走ります。
すると「木戸池」に到着。
湖畔にはニッコウキスゲとアヤメが花が咲いていました。
木戸池は白樺に囲まれた「こぢんまり」とした美しい池です。
紅葉の時期に来たこともありますが、木戸池付近から見える紅葉は赤色が少なくちょっと地味に感じました。
紅葉を見るなら、途中通過した蓮池付近(↓)が最高にきれいです!
木戸池から田ノ原湿原へお散歩(トレッキング)もできる
木戸池からちょっとした短い山道を登ると、「田ノ原湿原」へ抜けられます。
今回は時間の関係で行きませんでしたが、田ノ原湿原は小さな湿原でお散歩感覚で見学できます。
お散歩感覚ですが、木戸池からだと山道っぽいところもあるので、履物はスニーカー、トレッキングシューズなどの歩きやすい靴が良いです。
木戸池方面からだと最初の登りが少しだけきつく感じるかも知れませんが、昔、長男が3歳でも大丈夫でした。
田ノ原湿原はワタスゲもきれいです。ワタスゲの見ごろは6月下旬〜7月初旬。
田ノ原湿原のワタスゲの美しい景色の動画がありました。ぜひ見てみてください^^
(2分くらいの動画です↓)
(※haruyuki onoueさんの動画、信州の美しい景色の動画をたくさん提供してくださっています)
平床大噴泉
木戸池を出発して2分程で「平床大噴泉」が見えます。
山ノ内方面からだと、道路すぐ右手側に湯気が立ち込めていて「あれなんだ?」という感じ。見たい場合は通り過ぎないように注意です。
平床大噴泉の駐車場は狭いですが、空いていれば簡単にとめられます。
途切れることなく湯気が立ち上る「ゴオオオォォォ----」という音がダイナミック。火山地帯なんだなぁと実感できます。
音が大きくて三男(3歳)が少し怖がりましたが、すぐに慣れました。
すぐ近くにほたる温泉の旅館街があり、その周辺ホテルの源泉だそうです。
横手山ドライブイン
平床大噴泉を出発し標高アップします。
道は広く走りやすいですが、くねくねとカーブが多く酔いやすい人は注意!
しばらく走ると日本一標高の高いドライブイン「横手山ドライブイン」へ到着。
(参考:横手山ドライブイン公式サイト)
ここは「のぞき」と言われる絶景ポイントもあります。
確かに絶景。写真で見るのと自分の目で見るのとは全然違います!
ぜひこの景色を目で見てほしいです^^
夏休み前で混雑はそれほどではありませんでしたが、車の数もそこそこあり、にぎわっていました。お盆時などは大変混雑するようです。
横手山ドライブイン目の前にある「登山口」から横手山登山したときの記録もあります。子供でも45分程で登れます。
スカイ喫茶のぞき(現在の2307 スカイカフェ)
※現在「スカイ喫茶のぞき」は「2307 スカイカフェ」に店名が変更されイメージ一新。
店内の雰囲気も変わり、おしゃれなメニューのカフェになりました。
お店を管理する人が、愛想のよいおばちゃんから若い方へ変わったようです。
(参考:2307 スカイカフェ)
2018年当時は、愛想のよいおばちゃんがいる「こじんまりしたお休み処」でした。
横手山ドライブインの駐車場内にある「スカイ喫茶のぞき」でソフトクリームをいただきました。
子供達が「桃」「ブドウ」「バニラ」を食べました。
手づくりおやき、つきたてお餅、この時期(6月30日)はタケノコ汁もありました。窓からの風が涼しく爽やかでした。
横手山ドライブインから乗るスカイレーター・スカイペアリフト
スカイレーターは横手山ドライブイン駐車場からすぐ近く、見える位置にあります。
ここからスカイレーターとスカイペアリフトを乗り継いで、横手山頂まで行くことができます。
2019年、横手山山頂までの新しい周遊コースができました。
スカイレーター・リフト・シャトルバスを使って、横手山をぐるっと周遊できるコースです。
「横手山2307ぐるっとチケット」を利用します。詳しくは公式サイトをご覧ください↓
(参考:横手山2307ぐるっとチケットについて)
営業:6月上旬~10月下旬 8:45~16:00 ※11月上旬~5月下旬の冬期間は休業
料金:大人1500円 小人1300円
今回は、渋峠からロマンスリフトで往復することにしました。
横手山ドライブインを出発し、渋峠を目指します。
渋峠から夏山リフトで横手山の山頂へ向かう
横手山ドライブインから更に標高アップし、長野県群馬県との県境の「渋峠」に到着。
駐車場は比較的広いのですが、お盆時は混雑必至。
この日(6月30日)、渋峠の気温は19℃。かなり涼しいです。
県境の境界線で記念撮影はお決まりです(笑)↓
渋峠からロマンスリフト(夏山リフト)に乗って横手山の山頂を目指します。
営業:6月上旬~10月下旬 8:45~16:00 ※11月上旬~5月下旬の冬期間は休業
料金:大人往復1300円 小人往復1100円
※渋峠ロマンスリフトは「横手山2307ぐるっとチケット」開始後も往復運行しています。
横手山よりも下の方(丸池、木戸池付近)ではニッコウキスゲが見頃でしたが、この年の6月30日時点では、ロマンスリフト付近で見頃の花は特にありませんでした。
渋峠ロマンスリフトは「小さな子供は抱っこして乗る」
5歳の子供は私の隣、3歳児は「抱っこしてひざの上に乗せた状態でリフトに乗ってください」と指示がありました。
8歳の子供は一人で乗りました。
スピードはゆっくりなリフトですが、3歳児を抱えた状態では乗る時と、降りる時がちょっとコワかったです。
横手山の山頂
ロマンスリフトへ乗り13分ほどの優雅な時間を過ごすと、横手山の山頂(2,307m)へ到着します。
山頂は広々としています。
この日は風が強くなかたので寒さは感じませんでした。
半袖でも大丈夫でしたが、気候によっては寒いかもしれないので念のため羽織るもの(長袖)が1枚あると安心。
渋峠で気温19℃だったので、山頂はそれ以下だと思います。
…この日は、寒さではなく「虫」がたくさんいたので、長袖が必要だと思いました^^;
横手山頂にたくさんの小さな虫、その正体は…?
この日、横手山頂で1番大変だったのが「虫」です。
リフトで山頂に来る前に、すでに小さな虫が飛んでいましたが、山頂になるとものすごい数飛んでいました。
この虫が何かリフトのおじさんに聞いてみると「ブヨの一種」だそうです。
私、次男三男とも刺される被害なし。長男だけは頭など何カ所か刺されちょっと腫れました。
山頂で草取りをしていたおじさんは虫にさされたのか「痛い、痛い」と言っていました。
顔にカヤのようなものを被って作業していたのに中に入っちゃたんでしょうか…。
いつからいつまでこの小さなブヨのような虫が発生するのか分かりませんが、この時期に横手山頂を目指す場合は虫よけスプレーと長袖があった方がいいのかもしれません。
今までこんなにブヨが発生していたことがないので、もしかしたら異常発生だったのでしょうか…?真相は不明です。
横手山頂でのグルメ
横手山頂にはおしゃれなグルメがあります。
横手山ヒュッテのパン屋さん
標高の高い所でパンを作るのは、低地と気温や気圧が違うので難しいそうです。
小麦は国産、水は志賀高原の美味しい湧き水を使用しているので素材は最高です。なのでおいしくないはずがありません。
お値段は高めです。
私も前にここで食べたことがありますが、美味しいパンでした。良い素材・最高の景色と空気のせいでしょうか。
お土産にするより、山頂の景色を一緒に味わいながら食べてほしいパンです。
(参考:横手山頂ヒュッテのパン屋さん 公式サイト)
クランペットカフェ
横手山頂展望台の中にあります。
クランペットはイギリス発祥の軽食パンのようなもの。
しょっぱい系も甘い系もどちらもあります。店内は覗いてみただけなのですが、薪ストーブがあったりして、ゆったりくつろげそうな雰囲気でした。
今回は立ち寄りませんでしたが、2019年3月に長男と旦那が横手山へスキーに行った時に「クランペットカフェ」で休憩しました。
大きなカップに入ったコーヒーは500円。替りできたそうです。
旦那が「500円でお替りできて安い」と言っていました。
コーヒーカップが大きくておなかいっぱいになり、結局お替りできなかったようですが…。
長男はリンゴジュースを飲みましたが、300円でちょっと高い?かなと言っていました。
地元のりんごを使った美味しいりんごジュースです。
横手山の山頂からの眺め
横手山山頂展望台です。スカイペアリフトの乗降場所にあります。
(現在、展望台も改装されてとてもキレイになっています)
快晴の日にはこの展望台から日本海、太平洋、富士山も一望できるとか。
私たちが行ったときには、雲がかかっていてそれほど眺望はありませんでしたが十分絶景だと感じました。
ここからスカイリフトが見えますが、スカイリフトがロマンスリフトと比べて急勾配なのが良く分かります。
展望台の下にある「幸せの鐘」も叩いてきました。
志賀高原は最高の避暑地です♪
志賀高原は真夏でも20℃台の気温なのでとても涼しく、夏の避暑には最適です!
【今回行ったところ】
- 志賀高原歴史記念博物館庭園(クラフトフェア)
- 丸池スキー場のニッコウキスゲ
- 木戸池
- 平床大噴泉
- 横手山ドライブイン(スカイ喫茶のぞき)
- 渋峠(夏山リフトに乗る)
- 横手山山頂
6月30日(土曜日)に行きましたが、夏休み前なので混雑はありませんでした。
ドライブイン駐車場などスムーズに駐車できリフトも並ぶこと一切なし。
今回は半日で大急ぎのドライブ小旅行でしたが、宿泊すれば志賀高原を満喫できます。
池や湿原などの見どころが豊富なのでトレッキングを楽しむことができますよ。
平床大噴泉近くの「熊の湯ホテル」では夏場6月~8月には蛍の鑑賞もできるようです。
参考:熊の湯ホテルの宿泊プラン(楽天トラベル)
特に秋は蓮池周辺をトレッキングすると色鮮やかな紅葉を楽しむことができます。本当にきれいです。
小さな子供でも簡単に歩くことができますよ。(子供が4歳、2歳のときに紅葉を見に行きました)
冬は、ダイナミックなスキー場でウインタースポーツも楽しめます。
志賀高原は春夏秋冬年間通して素晴らしい自然を見せてくれます。
ぜひ、宿泊してゆっくり志賀高原や周辺の観光を楽しんでください^^
2020年8月15日、リフトを使わず「横手山登山」してきましたので、良かったらご参考にしてください^^